Magical To Heart

プロローグ

 いつもどおりの登校風景。そこに、一人の少女の姿があった。 彼女は、いつものように友人と挨拶を交わし、自分の靴箱へと向かう。
このみ 「あれ、何か入ってる・・・。」

それは、1通の招待状だった。平穏な日常が、幕を閉じるということを、このとき彼女は知っていたであろうか・・・

―この世界では、誰もが魔法を使える。そして、人に性格や個性があるように、それぞれ得意な魔法が存在する。人はみな、義務教育期間にそれを見定め、はっきりと決める。つまり、それがその人オリジナルの魔法となる。また、そのようなオリジナルな魔法とは別に、誰もが教養として身につけることになる、基礎的な魔法が存在する。基本的な炎弾、回復魔法、そしてテレポートなどがそうである。しかし、才能や努力の成果も影響するため、その能力には個人差ももちろん存在する。ちなみに、オリジナルな魔法は職業や趣味など、さまざまな用途に使われているが、実際のところ、攻撃魔法に属するものがかなり多い。そのため、公共の場では使用が禁止されていたりもする。これが、この世界における基本的な魔法のルールとして成り立っているのだ―

そんな世界、ある学園で起こる、ひとつの物語・・・というか決闘

招待状
「あなたは、第1回Magical To Fight のメンバーに選ばれました。今日の放課後、体育館に集まってください。ちなみに、拒否権はありませんよ♡                                秋子   」

序章

星の歌へ